こんにちは、yosioです。
「子供が熱を出した。今日は仕事、どっちが休む?」
共働き家庭なら、何度も経験する朝のやりとりですよね。でも、その先にあるもう一つの不安に気づいている人は、意外と少ないかもしれません。
それは、「休むと、収入はどうなるの?」という問題です。
子供の急な病気で仕事を休むこと自体は、制度で守られています。でも、その休みが「無給」だったら? 共働きで回している家計にとって、収入が減るのは地味に痛い。この記事では、現役看護師パパで共働き家庭の僕が、子供の病気で休むときの収入の現実と、家計でどう備えるかを、リアルな目線でお伝えします。
⚠️ この記事は2026年5月時点の情報に基づく一般的な解説です。 休暇制度の内容や賃金の扱いは勤務先の就業規則・労使協定によって異なります。具体的な条件は、必ずお勤め先や厚生労働省などの公式情報でご確認ください。
結論:休む権利はある。でも「無給」のことが多いから備えが要る
先に結論をお伝えします。
子供の病気で仕事を休む制度(子の看護休暇)はありますが、その休みが「無給」になる会社が多いのが現実です。つまり「休めるけど、収入は減る」。だからこそ、共働き家庭には「収入が一時的に減っても家計が揺らがない備え」が必要になります。
備えの基本は、生活防衛資金を持つこと、そして固定費を下げて「減収に強い家計」を作っておくこと。順番に解説します。
共働きで子供が病気、まず使える休みの制度
子供が病気のとき、仕事を休むために使える主な制度はこの2つです。
① 子の看護休暇(育児・介護休業法)
小学校就学前(※2025年4月の改正で対象が拡大)の子供を養育する人が、子供の病気・けが・予防接種・健康診断などのときに取得できる休暇です。子供1人につき年5日、2人以上なら年10日まで。時間単位でも取得できます。
なお、2025年4月1日から、子の看護休暇は対象となる子の範囲や取得できる事由が拡大されました(学級閉鎖や入園式・卒園式なども対象に加わるなど)。詳しい要件は勤務先や厚生労働省の最新情報で確認してください。
② 年次有給休暇(有給)
こちらは取得しても賃金が減らない休暇。看護休暇が無給の会社では、まず有給を使う家庭も多いです。ただし有給は日数に限りがあり、子供がよく熱を出す時期はあっという間に消えていきます。
【盲点】子の看護休暇は「無給」のことが多い
ここが、多くの記事で説明が薄いポイントです。子の看護休暇は法律で「休める権利」は保証されていますが、その間の賃金を支払うかどうかは企業の判断に委ねられています。そして、無給としている企業が多いのが実態です(厚生労働省の調査などでも、看護休暇を無給とする企業の割合は高いと報告されています)。
つまり、子供が病気で休むたびに、有給を使い切ってしまえば、その先は「休む=収入が減る」になりかねない。共働きでギリギリ回している家計だと、これがボディブローのように効いてきます。

休めるって聞いて安心してたけど、無給だと収入が減るのか…

そう。だから「医療費の心配」より「収入が減る心配」に備えるほうが、家計には大事なんだ。
我が家のリアル:夜勤がある看護師家庭の乗り切り方
我が家は共働きで、僕は不規則な夜勤シフトがある看護師。妻は平日勤務です。夫婦で担当を曜日で決めているわけじゃなく、「その日の勤務状況でどちらかが休む」というやり方で乗り切っています。結果的に、妻が休むことが多いです。
子供が熱を出すと、たいてい数日続きます。我が家の動き方はこんな感じです。
1日目:夫婦ともに仕事がある日は、妻が仕事を休んで看病。
2日目:僕が夜勤の日は、日中に看病しながら病院にも連れて行く。夜になったら妻にバトンタッチして夜勤へ。
3日目:妻が仕事に行くとき、近くに住む僕の実家に子供を預ける。夜勤から帰った僕が実家に子供を引き取って、そのまま自宅で看病。
4日目以降:夜勤の翌日は休みのことが多いので、僕が休みのまま看病。
これが我が家の「熱が数日続いたときのリレー」です。うまく回るのは、実家が近くにあるおかげが大きい。「いざというとき頼れる場所が近くにある」というのは、不規則勤務の看護師家庭には本当に助かっています。
夫婦で事前にルールを決めているわけではないけれど、お互いの勤務状況を把握して、その都度判断する。それが今のところいちばん現実的なやり方です。
収入減に備える3つの方法
「休むと収入が減る」リスクに、家計でどう備えるか。お金の面でできることを3つ紹介します。
① 生活防衛資金を持っておく
一時的に収入が減っても慌てないために、生活費の半年〜1年分を「生活防衛資金」として現金で確保しておくのが基本です。これがあるだけで、子供の病気で数日休んでも、精神的にずっと余裕が持てます。
② 固定費を下げて「減収に強い家計」を作る
収入を増やすのはすぐには難しくても、毎月の固定費を下げておけば、収入が一時的に減っても耐えられる家計になります。これがいちばん再現性が高くて効果的。通信費・保険・サブスクの見直しで、家計の「守りの体力」を上げておきましょう。
③ 病児保育という選択肢を知っておく
どうしても2人とも休めないとき、頼りになるのが病児保育です。次の章で詳しく見ていきます。
病児保育という選択肢と費用感
病児保育は、病気の回復期などで集団保育が難しい子供を、看護師や保育士が預かってくれるサービスです。施設に併設された「施設型」と、自宅に来てもらう「訪問型」があります。
費用は自治体運営なら1日あたり比較的安価(数千円程度のことが多い)ですが、民間の訪問型は割高になる傾向があります。いずれも事前登録が必要なケースが多く、利用したいときにすぐ使えないことがあるのが注意点。「いざ」の前に、お住まいの自治体の病児保育を調べて登録しておくと安心です。
「休んで収入が減る」のと「病児保育の費用を払う」のを比べて、家庭にとってどちらが負担が小さいかで選べるよう、選択肢として持っておくといいですね。
「休めない・減収」リスクへの、家計的な備え方
子供の病気による減収は、一時的なもの。でも、こうした「想定外の出費・収入減」に強い家計を作っておくことは、長い目で見て家族の安心につながります。
浮いた固定費や貯蓄を、生活防衛資金として確保したうえで、当面使わない分は新NISAで運用に回すなど、家計全体で「守り」と「備え」を組み立てていきましょう。
まとめ|「休めるか」だけでなく「減収に備えているか」
共働きで子供が病気のときの、収入と家計の備えについてお伝えしてきました。要点をまとめます。
- ✅ 子の看護休暇は「休める権利」だが、無給の会社が多い
- ✅ つまり「休む=収入が減る」リスクがある
- ✅ 生活防衛資金(生活費の半年〜1年分)を現金で持っておく
- ✅ 固定費を下げて「減収に強い家計」を作るのがいちばん効く
- ✅ 病児保育は事前登録を。平時に選択肢を確保しておく
子供の病気は、避けられません。でも、「休んだら収入が減るかも」という不安は、家計の備えである程度やわらげられます。大切なのは、慌てないための準備を平時にしておくこと。頑張りすぎず、でも備えはしっかり。それが、共働き家庭の安心につながると、僕は思っています。
またね!
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出典・参考資料
本記事は、以下の公的情報などをもとに作成しています。最新の制度内容は各公式サイトでご確認ください。
- 厚生労働省「子の看護休暇制度」および育児・介護休業法に関する案内(2025年4月改正を含む)
- 各市区町村の病児保育事業の案内ページ
⚠️ 本記事は2026年5月時点の情報に基づく一般的な解説です。 休暇制度・賃金の扱い・病児保育の費用や条件は、勤務先や自治体、時点によって異なります。具体的な内容は必ずお勤め先・お住まいの自治体・厚生労働省などの公式情報でご確認ください。


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